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第23回さえら杯

2019年4月20日、第23回さえら杯が岡山国際スケートリンクで開催されました。

2019-2020シーズン最初の大会になります。

この大会は、中学生のみの大会です。「新人戦」といったところでしょうか。

この大会への参加は5年ぶりになりますが、中学生チームは人数が少なく、GKがいない(GK大募集中です!)ので、但馬ホワイトベアーズさんとの合同チームでの参加となりました。

初戦は香川CUBS。プレイヤーは7名と少ないですが、スキルの高い選手がいます。#92は小学生の頃から注目している選手。中学2年生になり、持ち前のスピードにパワーが加わり、レベルアップしている。

第1ピリオドから#92を中心に攻め立てられる。香川CUBS は全体的に体が大きく、人数は少ないものの運動量が豊富。3:04に#92に決められると、その後は何とか凌いでいたものの、10:20、10:56と立て続けに#92に決められ3失点。すべてノーアシスト。1on1ではFWもDFもほぼ止められない状態。0-3で第1ピリオド終了。シュート数は2本対17本。内容的にはGKがよく頑張って3失点で済んだという感じ。

第2ピリオドに入っても流れは変わらない。16:04、16:14、16:33に連続してゴールを決められる。さらにピリオド終盤に2点追加され、0-6で第2ピリオド終了。シュート数は1本対16本。6失点のうち4点を#92に奪われている。#92を止めないとどうにもならないが難しい。

第3ピリオドは香川CUBSに少し疲れが出たのか、余裕を見せてペースダウンしたのか、2失点。こちらはDF#93が試合終了間際の44:53に意地が見せてゴール。かろうじて完封負けは免れ、1-10で試合終了。

香川CUBSは#92だけではなく、全体に個々のスキルが高い。個々のスキルで劣るチームが互角に戦うには、全員が攻守のシステムを理解し、高い意識をもって組織的に戦う必要がある。しかし今回のメンバーは全くこのレベルに達しておらず、自分のプレーで精一杯であった。特に、つい3週間前まで小学生チームで試合に出場していた新中学1年生はスピードとパワーの違いを肌で感じたことだろう。1試合の経験でどうにかなることではないが、次の試合で経験を生かして欲しい。

敗者戦の相手は松山オレンジホーネッツ。試合前の練習を見る限りでは個々のスキルはそれほど高くない。

第1ピリオド開始早々、00:27にDF#27が先制弾!3:15にFW#30、4:05にDF#93がゴールを決めるが、その後は攻めるもゴールを奪えず、3-0で第1ピリオド終了。21本のシュートを打って3点では少し寂しい。

第2ピリオドは、17:25と25:20にDF#93がゴール。ここまで5得点しているがすべてノーアシスト。しかも、うち4得点がDFのゴール。つまりDFがひとりで持ち上がって決めている。チーム力の低いチームは、DFにスキルの高い選手を配置することが多い。このためどうしてもDFの得点が多くなるが、これはレベルの低いホッケー。幸いゲーム展開には余裕がある。FWは動き出しを早くして、いいポジションに素早く動いてDFからのパスを呼び込むこと。DFにはもっとFWを使うように指示。また、ゴール前に入るFWはパスやリバウンドに素早く反応できるようにしっかり準備しておくように指示した。この指示が効いたのか、第2ピリオド終了間際の29:18にFW#30がFW#52のアシストでゴール。0-6で第2ピリオド終了。

第3ピリオドはシュートを放つもなかなか得点できず、40:20にFW#15、44:58にDF#93がゴールを決め0-8で試合終了。シュート数は51本であった。

2019-2020シーズン最初の大会、1試合目と2試合目のギャップが大きかったが、1試合目がハードだった分、2試合目は余裕を持ってプレーできたのではないか。

中学生チームは人数が少なく、GKもいないので単独での大会出場は難しいが、今回のように合同チームで参加できる大会や練習試合を重ねてゲーム感を養い、スキルアップしていきたい。