さざなみアイスホッケー交流戦秋季リーグ2019 (小学生の部)その2

2019年9月8日、『さざなみアイスホッケー交流戦秋季リーグ2019』2日目。

昨日の2戦目のあと、それぞれ自分のプレーを考え直すように伝えた。今日の試合に表れるか、それぞれが試される。

3戦目の対戦相手は京都ジュニアワイルドビーズ。今期スキルの高い選手が加入し戦力アップしている。#7と#8のふたりを自由にさせてはならない。特に#8はパックハンドリングのスキルが高く、パックを見ていては簡単に抜かれてしまう。FWはフォアチェック、バックチェックの際は体を見て、しっかり走ってプレッシャーをかけるように指示した。

第1ピリオド開始。やはり京都#8が持ち上がってくるが、CF#4がマークしている。このゲームはこの2人がキーマンになる。しかし京都にはもうひとり#7がいる。#8と#7のホットラインに警戒しなければならない。2:25ゲームが動く。CF#24がA-Zoneブルーライン手前でこぼれ球を拾い、そのまま持ち込んで相手DFを1人かわしてシュート。相手GKの股下に決まり先制点!試合は始まったばかり。連続弾を期待できるほどゲームの流れがいい訳ではない。まずは1シフトしっかりと守りたいところ。しかし、3:12 京都#8に左サイドから持ち込まれ、CF#4とDF#87がかわされ、バックハンドで打たれたシュートがそのまま肩口に決まる。ゴール前のDF#6がブラインドになり、GK#39も反応したが間に合わなかった。得点した直後の失点は相手に流れがいきやすい。失点は仕方がない。ここは得点より相手を乗せないようにしなければならない。「切り替えろ!引くな!体を合わせろ!」と激を飛ばす。6:14 京都の山なりの力ないシュートがDF#80の左肩口を抜けてゴールに。勝ち越される。DF#80がブラインドになったのかGK#39は反応できず。アンラッキーでは済まされない。京都の#7と#8に抜かれることを警戒して、DFのポジションが2人とも低くなっている。ずるずる下がってしまうので、ゴール前はブラインドが多くなる。結果GKのポジションも低くなってしまう。うちはDFが弱い。急に「下がるな!詰めろ!」と言っても難しい。FWに頑張ってもらうしかない。11:54 パワープレーのチャンス。スペシャルセットを送るがものにできず、1-2で第1ピリオド終了。

第2ピリオド開始。立ち上がり54秒のパワープレーも決められず。16:13 再びパワープレーのチャンス。思うように攻められない。#4と#24がキープしてA-Zoneにエントリーするがサポートがないため、奪われてクリアされてしまう。クリアパックに対するDFの寄りが遅く、京都にプレッシャーをかけられて適当に放してしまう。一方、京都には#7と#8のカウンターでチャンスを作られるがGK#39の好セーブで得点を許さない。第2ピリオド終盤、何度もスコアリングチャンスを作るが決めきれず、第2ピリオドはお互いにスコアレスで1-2のまま。先に得点されると苦しくなる。京都の#8に1番手のバックチェックカーが振り切られている。1番手は諦めずに追いかけて、2番手がフェンスサイドに追いこんでパックを放させるように。またDFは下がり過ぎないように指示した。第3ピリオドは2セット回しに変更。1発では決まらない。パックキャリヤーは抜いてシュートしようとして結局抜けずに打たされている。打てるタイミングで枠内に打つ。他のFWはゴール前に詰めてリバウンドを狙うように指示した。

第3ピリオド 30:47 この試合3度目のパワープレーのチャンス。スペシャルセットがA-Zone内に攻め込むがシュートが打てない。32:00 京都DFのコーナーからのクリアパックをDF#21がブルーライン内で止め、少し右に動いてシュート。パックはゴール前のプレイヤーの間を抜けて京都GKの右肩口にゴール!同点!勝負は振り出しに戻った。残り時間は9分。一気にたたみかけたいところだが、勢いに任せて焦って攻めては足元をすくわれる。ここからは我慢比べになる。32:21 4度目のパワープレー。同点追い付いた直後にもらったチャンス。何とかものにしたい。しかし#4が持ち上がるもサポートがない。相手にパックが渡った際も1人しか行かず、寄りも遅い。ろくにシュートも打てなかった。お互いに決め手を欠く展開が続き、34:06 5度目のパワープレー。しかもペナルティを犯したのは京都#8。大チャンス。今度こそ決めたい。しかし京都も必死の守り。シュートを体で止めて得点を許さない。京都の守りは小さく、ゴール前に固まっている。崩す形は見えている。タイムアウトがあればと大会ルールを恨む。またもパワープレーでゴールは奪えず、5on5になり36:42京都#8がセンターライン付近からブルーライン手前の京都#7に綺麗にパスが通る。

パワープレーで攻め疲れたFWは戻れない。こちらのDFは2人、人数は余っているがDF#21が詰められない。ゴール前にはDF#6、GKのポジションが低い、「まずい!」と思った瞬間、京都#7の放ったシュートはDF#21とDF#6の間を抜けてゴールに吸い込まれた。残り2分18秒ある。攻めるしかないが、CF#4の動きが鈍い。アイスタイムが長くなり疲れている。終了時間が近づく。38:15 FW#12が痛恨のペナルティ。最後まで諦めてはならない。残り時間30秒を切ったところでGKをベンチに上げる。京都のクリアパックが自ゴールの横を通過する。アイシングのホイッスル。時計を見る。残り4秒、時計が止まらず、なぜか試合終了のブザー。レフリーに抗議するも「残り2秒。」と言われる。フェイスオフ、試合終了。何とも後味の悪い終わり方だが、負けは負け。1点差でシュート数は21本対17本とほぼ互角のナイスゲームように見えるが、パスが出ない、出せない。パックキャリヤーに対するサポートがない。パックに寄りすぎるなど、昨日の試合の反省が生かされていない。これでは成長しない。次の最終戦が思いやられる。

最終戦の相手は、滋賀ジュニアIHC。試合の進行の関係で、この試合はロス込み15分となる。選手の自覚を促すため、試合前はあえて細かい指示はしなかった。

第1ピリオド開始早々の00:36に幸先よく得点。この得点はゴール前の選手がコーナーからのパスを受けてシュート、そのリバウンドをしつこく叩いてのゴール。その後6:26、10:32と得点し、第1ピリオドは3-0で終了。

第2ピリオドも立ち上がりからゴールを重ねる。15:13、15:52と立て続けにゴールを奪うもその後は22:39まで得点できず。第2ピリオドを終えて6-0。ここまでのシュート数は33本、枠を外したシュートも多い。

第3ピリオド。点差が開き、相手と自分の力の差で「いける!」と判断したのか、何でもかんでも持って上がろうとする独りよがりなプレーが目立つ。全く学習していない。こんないい加減なプレーをしているから、試合終了間際の44:54に失点。情けない。結局7-1で勝利したものの内容のないゲームだった。

今大会は3勝1敗。名古屋サウス、京都ジュニアと勝点で並んだが、得失点差と総ペナルティ時間で当チームが1位となった。

この大会を通じて、あらためてチームの課題が明らかになった。練習を重ね、試合で試し、課題を克服していかなければならない。

「今、自分に何ができるのか?彼はどうして欲しいのか?どうすれば彼を助けることができるのか?」を常に考えてプレーする。

『For the TEAM』