新年あけましておめでとうございます。
「ブログの更新をしないと…。」と思っているうちに年が明けてしまいました。今年もボチボチやっていきますので、よろしくお願いします。
さて、2019年12月7日~8日に滋賀県立アイスアリーナにて第28回近畿小中学生アイスホッケー競技会が開催され、小学生は7チームが参加しました。
日程の関係で試合開始がなんと朝7:00!朝早くから体が動くか不安ですが、条件は対戦相手も同じ。言い訳はできません。
1回戦の対戦相手はカイザーズジュニア。1週間前に練習試合で対戦したばかり。今年は秋から2回対戦しているので、お互いに手の内は知り尽くしている。
第1ピリオド、0:57 エースCF#4がいきなりの先制点!FW#11のコーナーからのセンタリングをゴール前でレシーブして落ち着いてシュート。幸先の良い立ち上がり。浮かれず、いつも通り試合開始5分間はしっかり走ってペースを掴んでもらいたい。4:00 エースCF#4が追加点を奪う。アシストは記録されなかったが、FW#24とFW#74が絡んだゴール。しかし、5:29に失点。ハイスロットから打たれたシュートはGK#39がキャッチしたかに見えたがこぼれてゴールへ。高めからとはいえフリーで打たせてはいけない。このゴールをきっかけに相手の動きが良くなる。バックチェックが間に合わずサイドを突破され、DFも下がり気味になり、良いポジションからシュートを打たれるようになる。GK#39が攻守で凌いでいたが、13:55 A-zoneでパックを奪われ、ひとりで持ち込まれて失点。同点に追い付かれる。第1ピリオは2―2で終了。全体的にスピードで負けている印象を受ける。
第2ピリオド開始。一進一退の攻防が続くが、スコアリングチャンスは相手の方が多く、全体的に押されている。やはりスピードで負けているためにDFが下ってしまい、外から内からフリーでシュートを打たれている。10:57(25:57) D-zoneからパックを出せず、高めから打たれたシュートがGK#39の右肩口を抜ける。DFのポジションが低いため、GKも下がってしまう。ゴールクリーズのトップで守っていれば止められたシュートだけに悔やまれるが、悔やんでいる暇はない。試合は残り約20分。逆転する時間は十分にある。前を向いて、まずは追いつくこと。しかし攻撃に勢いがない。展開は作るがスコアリングチャンスまではいかない。追いつけずに第2ピリオド終了。ここまでのシュート数はカイザーズジュニアの21本に対し16本。ただ数で負けているだけではない。いいシュートを打たれている。GK頼みの守り。特にD-zoneではDFはパックウォッチャーになってしまいゴール前の相手FWへ対応が間に合わない。やっとのクリアもFWがパックにつられて相手DFをフリーにしてしまうため、パックをD-zoneから出せない。ルーズパックへの寄りも相手の方が早い。ハーフタイム、コーチの指示に耳を傾ける選手たち。選手の顔を見る。(コーチの指示を)理解しているだろうか?戦う気持ちはあるか?疲労の度合いは?これまではあまり考えたことはなかった。試合の指揮をコーチに任せたので、より冷静に試合を見られるようになった。残り時間15分で1点差。慌てることはない。第3ピリオド立ち上がりの5分に集中し、流れを取り戻そうとだけ選手に話した。
第3ピリオド開始。3:10(33:10)ペナルティを犯しキルプレーとなるが、我慢強く守り得点を与えない。しかし立ち上がり5分のプランが崩れ、流れを掴めない。残り約10分、何度か良い展開を作るが決めきれない。時間が過ぎていく。エースCF#4は奮闘しているが、他のFWのサポートが足りない。14:01(44:01)タイムアウトを取り、GKをベンチにさげて6人攻撃を指示する。懸命に攻めるが決められず試合終了。第3ピリオドは無失点に抑えてものの無得点。残念な結果となった。
攻撃に関しては、自分のエリアを守ること、パスの意識(パックの持ち過ぎない)、ゴール前のポジショニング、シュートリバウンドに対する意識、パックキャリヤーのサポートなど、得点に対する意識を高め、『自分よりもパックを生かす。』ことを考えること。
守りに関しては、DFのバックスケーティングのスピードアップ、ゴールに背を向けて守る意識、パックを強く早くリリース意識など、自分が守るエリアと自分がマークすべき相手に対する責任を持つこと。
チームで試合に勝つということはどういうことか?
1STラインは、最も得点力のあるCF#4に得点させるために自分は何をすればいいか?どうすればCF#4を助けられるか?
2ND,3RDラインは得点よりも失点しないことを重視する。
自陣のゴール前ではGKを助け、体を張ってゴールを守る。
全員がどんな時も手を抜かない。さぼらない。諦めない。他人のせいにしない。言い訳をしない。
この『チームで勝つ!』ことを全員が強く意識して接戦をものにし、勝利した時の感動を想像して欲しい。